まちかどギャラリー


















まちかどギャラリー
静岡市清水区の商店街に建つ木造2階建ての空き店舗の改修です。建物の老朽化によりテナントが決まらず、テナントが決まらないと工事予算が用意できないという悪循環に陥っていました。オーナーは古びた空き店舗の外観が商店街の景観に悪影響を与えていると感じていました。そこで、隣の建物と外壁がくっついていることを逆手にとり、最小限の予算で商店街側の面だけを綺麗にする計画をしました。
ブルー(海)、オレンジ(みかん)、グリーン(お茶)という清水に因んだ色の商店街のタイル舗装に注目し、空き店舗のシャッターを舗装と同色にセルフビルドで塗装しました。これにより、空き店舗が商店街の風景に溶け込み、シャッター通りを連想させるマイナスイメージを軽減できるのではと考えました。
このことが話題を呼び、空き店舗が商店街のイベント会場として一時的に利用されることになりました。さらに静岡市まちづくり公社の「まちかどギャラリー」として継続的に使用されることが決まり、内装を改修できることになりました。
古い建物を補強するために壁柱を並べ、黒板塗装を施し、来場者がサインやメッセージを自由に描けるようにしています。改修後、白いギャラリーは地域の方々によって少しづつ色付けされ、商店街の賑わいの拠点となっています。

※2014年より石崎建築設計が運営を行っています。

竣工:2013.04
所在地:静岡市清水区
構造:木造2階
施工:櫻井建築、伊藤塗装、石崎建築設計